優美と佳代の屋久島修行記
2013.9.10~9.16
今から約6年前、大学生の時の夏休みに、
相方(優美)の家で私たちの大好きなコナンの映画を観ながら、
ふと交わした会話が、私たちの屋久島修行の始まりでした。
K:「夏休み長いけん、なんかしたいんよね~」
Y:「いいね!修行とかどお?」
K:「最高!!!修行しよう!!」
なぜ一発目に“修行”の言葉が出てきたか分からないが、さすがアスリート。
私もそういった冒険心くすぐられること大好きだったので、即決定!
すぐに私たちは、修行が出来るところを探すためネットで調べることに。
意外にも修行するところは日本中にたくさんあり、どこがいいか見ていると・・・・
『 屋久島 』
なんだかオーラを感じ、私たち二人は、屋久島に呼ばれている気がしました。
(本当にそう感じたんです…!!)
二人とも一致で修行場所は屋久島の山奥にある『芙蓉寺』となりました。
すぐに連絡を取り、申込をし、修行までの計画を立てることに。
まずは、初めての屋久島へのアクセスから。
その時は福岡に住んでいたので、福岡から鹿児島まで新幹線で行き、
鹿児島から屋久島まで、フェリーで。
何をするのかよくわかってなかったけど、とても楽しみでした。
これから何が待っているんだろう…わくわく。
【修行一日目】
屋久島の港で今回修行でお世話になる師匠(道林さん)と待ち合わせ。
そして、今回の修行の場所『芙蓉寺』へ向かいました。
向かう途中の道は、道と呼ぶにはふさわしくない道で、
アトラクションに乗っているかのような揺れを感じつつ、木々の間を抜けながら
車の傷なんか関係ないと言うほどにガンガン進んでいきました。
とにかく急斜面でこんなところに本当に寺はあるのか・・・?
というくらい山奥に、ぽつんとひとつのお寺がありました。
師匠の道林さんが、一人で建てたお家らしい。ここから少し離れたところにもう一つ家とお寺があります。
中に入り、一週間の流れを説明され、唖然。
「天気が良い日に、山で一泊な。」
師匠の道林さんから一言。
しかも、九州一高い宮之浦岳に登って自立心を鍛えてこい。だって。
ほほー。これが修行か。
元々アクティブなことは好きでしたが、本格的な登山は初めてでした。
登山道具も何も持って来てなかったけど、頑張って登ります。
早速、修行開始。
まずは、薪割りから始まり、夕食作り。
道林さんに教わりながら、炎の燃える中、汗だくになりながら夕食を作りました。
(↑キッチンはこんな感じ)
初日の夕食は、
庭で育ったゴーヤとヘチマ、その他いろんな野菜の炒め物、
お味噌汁とカチカチのご飯。
いただきます。
なんでこんなにカチカチのご飯なんだろうと思いながら、お味噌汁で流し込みながら完食。
修行っぽい食事でした。
(好き嫌いそんなにないけど、正直もう食べたくない・・・笑)
そして、夜の坐禅。
19:15~21:00までの1時間45分。
これがこれが・・・非常に辛いものでした。
じっとしてるのってこんなにも辛かったっけ。
何か考え事をしようと思ってたのに、そんな余裕もない。
坐禅、恐るべし。
そして、21:30就寝。
つづく
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